
こんにちは!『家族婚のつくり方』編集部の月見です。
結婚式に関するお得情報や体験レポを発信しています。
結婚式の挙式スタイルで一番人気の『教会式』では、誓いのキスの演出が定番となっています。
でも、人前でキスするのって緊張しませんか?
家族や親族だけの結婚式では、なおさら『恥ずかしくて誓いのキスをしたくない…』という方も多いのではないでしょうか?



考えたら緊張してきた…💦
あまり知られていませんが、実は教会式でも誓いのキスは必須ではありません。



そうなの!?
このページでは、私自身の経験を交えて、誓いのキスに代わって選べる演出を紹介します。



誓いのキスが不安なプレ花さんは、読んでみてくださいね!
- 誓いのキスに抵抗がある
- 誓いの演出の選択肢を知りたい
一般的な教会式の流れ


まずは、誓いのキスに至るまでの一般的な教会式の流れを確認してみましょう。
式場によって多少の違いはありますが、基本的な流れは次の通りです。
教会式の流れ
- 参列者がチャペルに入場する
- 牧師が開式を宣言する
- 新郎が入場し、祭壇の前まで進む
- 新婦が入場し、父親と腕を組んでバージンロードを進む
※祭壇の手前で父親から新郎にバトンタッチする
- 全員で讃美歌を歌う
- 牧師が聖書を朗読する
- 牧師の問いかけに新郎新婦が答え、結婚の誓いをする
- 誓いの証として指輪を交換する
- 新郎が新婦のベールを上げて、誓いのキスをする
- 新郎新婦が手を重ね、その上に牧師が手を置いて祈りをささげる
- 結婚証明書に署名する
- 牧師が参列者に結婚を宣言する
- 牧師が閉会を宣言する
- 新郎新婦が腕を組んで退場する
教会式にかかる時間は、およそ20~30分です。



けっこう長いし、途中で流れが分からなくなりそう…
挙式本番の前にリハーサルをしてくれる式場が多いので、そこで流れを確認できます。
もし途中で分からなくなっても、そばにいる牧師さんやアテンドさんがサポートしてくれるので、あまり心配しなくても大丈夫ですよ◎



私も式中に、何度か牧師さんに小声で助けてもらいました!
誓いのキスはしないとダメ?


本題です。誓いのキスのイメージが強い教会式ですが、実は必須ではありません。



しなくてもいいんだね!
誓いのキスには『愛を誓った言葉を封じ込める』という意味があり、唇にするのが一般的ですが、他の演出に変えることもできます。
誓いの演出4パターン


私がウェディングプランナーさんから聞いた、よくある誓いの演出のパターンは次の4つ。
- 唇にキスをする
- 頬にキスをする
- おでこにキスをする
- 手を取り合って見つめ合う



いろいろ選択肢があるのね!
唇へのキスは『性的なイメージを連想して恥ずかしい』という方も多いかもしれません。
その場合は、唇ではなく、頬やおでこに場所を変えることで、プラトニックで爽やかな雰囲気を作ることもできますよ◎


アンケート調査によると、誓いのキスの場所で多いのは、唇、頬、おでこの順になっています。
誓いのキスはどこにした?
1位 唇(64%)
2位 頬(22%)
3位 おでこ(11%)
引用:みんなのウェディング



唇以外へのキスを選んだ人も、意外と多いのね!
一方で『そもそも人前でキスすること自体が恥ずかしい…』という方もいますよね。
その場合は、キス自体をやめて、手を握りあって見つめ合うだけでも大丈夫です◎


誓いのキスは、新郎が新婦のベールを上げる『ベールアップ』という演出の後に行います。
人前でのキスに抵抗がある場合は、ベールが上がったら『そっと手を取り合って見つめ合う演出』を選びましょう。



神聖な感じがして素敵だね!
誓いのキスをするか相談しておこう


誓いのキスに代わる演出を紹介しましたが、どの演出を選ぶかは二人で事前に話し合っておくことをおすすめします。
結婚式までにはプランナーとの打ち合わせを何度も重ねるのですが、そのどこかで『誓いのキスはどうされますか?』と聞かれます。
プランナーに聞かれた際に二人の意見がまとまっていないと、こんな感じになります。



誓いのキスはするよね?



えっ!人前でキスなんて恥ずかしいから嫌だな…



大丈夫だよ!一瞬だし!



え~!一瞬でも恥ずかしい!



一生に一度の機会だよ?せっかくだからやろうよ~!



え~!やっぱり恥ずかしい~!



・・・・・。
誓いのキスをどうするか決まっていなくても、プランナーさんに相談に乗ってもらえるので、その場で話し合っても問題はありませんよ!
ただ、プランナーさんの前で上記のようなやり取りをするのは、結構恥ずかしいです(実体験)。



先に二人で決めておくと、スムーズかなと思います!
【実例】誓いのキスのトラブル


最後に私たちの家族婚で実際にあった、誓いのキスのトラブルをご紹介します。



トラブル?何なに?
私たちの場合、夫が誓いのキスを恥ずかしがったため『キスは無しで手を握り合うだけにしよう』という話に決まっていました。
もちろんこの話は、打ち合わせでプランナーさんにも伝えてありました。
しかし、実際に式を進行してくれる牧師さんには、結婚式当日に伝えることになりました。
基本的に牧師さんと顔を合わせるのは式当日が初めてになると思います。



ヨロシクお願いシマース♪



よろしくお願いします!
いざ式の当日、牧師さんに挨拶をして、誓いのキスをしない予定であることを伝えると、



え、キスしないの!?
モッタイナイよ~!
キスしようよ~!
と、牧師さんが誓いのキスを激推ししてくる事態が起こりました。
私が『陽気な牧師さんだな~私はいいんだけど、夫が無理なんだよな~💦』と思いながら、夫の顔をチラっと見ると、



やっぱり誓いのキスしよっか!
なぜか、やる気を出した夫の姿がありました。
牧師さんの熱意に負けたのか、結婚式当日の謎のテンションのせいか、突然やる気を出した夫ともに、結局唇に誓いのキスをすることに。
夫もあれだけ恥ずかしがっていたのに、終わった後はけろっとしていました。



意外と大丈夫だった~!てへ!
この牧師さんには驚かされましたが、挙式中も流れが分からない私たちを優しくサポートしてくれたので、とても感謝しています。
特殊なケースかもしれませんが、牧師さんから誓いのキスについて何かご意見がある可能性もゼロではありません。


絶対にこうする!という希望がある場合は、強い気持ちで伝えることも必要かもしれません。



トラブルと言いつつ、笑える思い出になっています♪
誓いのキスを美しく演出するポイント


では最後に、これから誓いのキスをする方に向けて『誓いのキスを成功させるための注意点』を4つ紹介します。



唇以外の場所にキスする場合も、参考になる内容です◎
結婚式のハイライトである誓いのキスの瞬間を、美しく演出するためのポイントをまとめたので、一度確認してみてくださいね!
1.距離感を大切に
誓いのキスの場面では、新郎から新婦に一歩近づき、自然な距離感でキスを行いましょう。
ウェディングドレスのボリュームが気になる場合は、事前にリハーサルを行い、足の運び方を確認しておくと安心ですよ。
2.キスのタイミングと長さ
キスの前に少しだけ見つめ合う時間を取ると、ロマンチックな雰囲気が演出できます。
キスの時間は3〜5秒が理想的と言われていて、短すぎると写真に収めにくく、長すぎるとゲストが気まずく感じてしまうので注意してくださいね!
3.表情と仕草に気を配る
新婦は目を優しく閉じ、顎を少し上げて、リラックスした表情で誓いのキスを待ちましょう。
新郎が新婦の肩や腕に手を添えると、自然な仕草になりますよ。
4.キスの後の余韻を大切に
誓いのキスが終わった後は、すぐに前を向かず、少し見つめ合う時間を持ちましょう。



この余韻が、ゲストに感動を与える大切な瞬間となります。
まとめ|結婚式誓いのキスの選択肢
このページでは、誓いのキスに代わる演出のパターンと私の実体験を紹介しました。
- 誓いのキスは頬やおでこでもOK
- 手を取り合って見つめ合うだけでもOK
- 誓いの演出をどうするかは、二人で早めに決めておこう
- 誓いのキスを美しく演出するポイント
- 距離感を大切に
- キスの時間は3〜5秒が理想的
- 表情と仕草に気を配ろう
- キスの後の余韻を大切に
『唇同士でキスするのは恥ずかしい…』とお悩み中のプレ花さんは、ぜひ二人で相談して、他の演出パターンを検討してみてください。


結婚式準備では色々悩むこともあるかもしれませんが、二人で決めたことであればゲストの皆さんもきっと祝福してくれるはず。
安心して二人らしい式を作り上げてくださいね!