結婚式でキスしないのはアリ？4つの選択肢と式の流れを紹介します

挙式スタイルで1番人気の『教会式』では、誓いのキスの演出が定番ですよね。

でも、人前でキスって緊張しませんか？

家族や親族だけの結婚式ではなおさら『恥ずかしくて誓いのキスをしたくない…』という方も多いのではないでしょうか？

あまり知られていませんが、実は教会式でも誓いのキスは必須ではありません。

この記事では私自身の経験を交えて、誓いのキスに代わって選べる演出を紹介します。

一般的な教会式の流れ

まずは、誓いのキスに至るまでの一般的な教会式の流れを確認してみましょう。

式場によって多少の違いはありますが、基本的な流れは次の通りです。

教会式にかかる時間は、およそ20～30分になります。

挙式本番の前にリハーサルをしてくれる式場が多いので、そこで流れを確認できます。

もし途中で分からなくなっても、そばにいる牧師さんがサポートしてくれるので、あまり心配しなくても大丈夫ですよ！

誓いのキスはしないとダメ？

本題です。誓いのキスのイメージが強い教会式ですが、実は必須ではありません。

誓いのキスには『愛を誓った言葉を封じ込める』という意味があり、唇にするのが一般的ですが、他の演出に変えることもできます。

誓いの演出4パターン

私がウェディングプランナーさんから聞いた、よくある誓いの演出のパターンは次の4つ。

唇へのキスは、性的なイメージを連想して恥ずかしいという方も多いかもしれません。

その場合は唇ではなく、頬やおでこに場所を変えることで、プラトニックで爽やかな雰囲気を作ることもできます。

またアンケート調査によると、誓いのキスの場所で多いのは次の順になっています。

一方『そもそも人前でキスすること自体が恥ずかしい…』という方もいますよね。

その場合はキス自体をやめて、手を握りあって見つめ合うだけでもOK！

誓いのキスは、新郎が新婦のベールを上げる『ベールアップ』という演出の後に行います。

人前でのキスに抵抗がある場合は、ベールが上がったら『そっと手を取り合って見つめ合う演出』を選びましょう。

誓いのキスをするか相談しておこう

誓いのキスに代わる演出を紹介しましたが、どの演出を選ぶかは二人で事前に話し合っておくことをおすすめします。

結婚式までにはプランナーとの打ち合わせを何度も重ねるのですが、そのどこかで『誓いのキスはどうされますか？』と聞かれます。

そこで二人の意見がまとまっていないと、こんな感じになります。

誓いのキスをどうするか、決まっていなくても相談に乗ってもらえるので、その場で話し合っても問題はありません。

ただプランナーさんの前で上記のようなやり取りをするのは、恥ずかしいです（実体験）。

【実例】誓いのキスのトラブル

最後に私たちの家族婚で実際にあった、誓いのキスのトラブルをご紹介します。

うちは夫が誓いのキスを恥ずかしがったため、『誓いのキスは無しで手を握り合うだけにしよう』という話に決まっていました。

もちろんこの話は、打ち合わせでプランナーさんにも伝えてありました。

しかし、実際に式を進行する牧師さんには、結婚式当日にお伝えすることになりました。

基本的に牧師さんと顔を合わせるのは式当日が初めてになると思います。

いざ式の当日、牧師さんに挨拶をして、誓いのキスをしない予定であることを伝えると、

と、牧師さんが誓いのキスを激推ししてくる事態が起こりました。

私が『陽気な牧師さんだな～私はいいんだけど、夫が無理なんだよな～💦』と思いながら、夫の顔をチラっと見ると、

なぜか、やる気を出した夫の姿がありました。

牧師さんの熱意に負けたのか、結婚式当日の謎のテンションのせいか、突然やる気になった夫ともに、結局唇に誓いのキスをしました。

夫もあれだけ恥ずかしがっていたのに、終わった後はけろっとしていました。

この牧師さんには驚かされましたが、挙式中も流れが分からない私たちを優しくサポートしてくれたので、とても感謝しています。

特殊なケースかもしれませんが、牧師さんから誓いのキスについて何かご意見がある可能性もゼロではありません。

絶対にこうする！という希望がある場合は、強い気持ちで伝えることも必要かもしれません。

結婚式誓いのキスの選択肢まとめ

このページでは、誓いのキスに代わる演出のパターンと私の実体験を紹介しました。

『唇同士でキスするのは恥ずかしい…』とお悩み中のプレ花さんは、ぜひ他の演出パターンを検討してみてくださいね！

結婚式準備では色々悩むこともあるかもしれませんが、二人で決めたことであればゲストの皆さんもきっと祝福してくれるはず。

安心して二人らしい式を作り上げてください♪