結婚式での両親へのプレゼント贈呈は、日ごろの感謝の気持ちを伝える特別な機会です。
プレゼントに手作りのアイテムを選べば、既製品では伝わらない温かさや想いを込められるので、さらに思い出に残る演出になりますよ。
しかし「不器用だから手作りは難しい…」「何を作れば喜んでもらえるかな?」とお悩みの方も多いのではないでしょうか?
このページでは、結婚式で両親に贈る手作りプレゼントのアイディア5選、準備期間や費用の目安、渡すタイミングまで詳しく解説します。
結婚式で手作りアイテムを両親にプレゼントしたい方は、ぜひチェックしてくださいね!
- 結婚式の両親プレゼントで悩んでいる
- 手作りプレゼントのアイディアが欲しい
- 具体的な作り方が知りたい
初心者でもできる!手作りプレゼント準備のポイント

「手作りプレゼントはハードルが高そう…」と不安に感じる方も多いですが、実は初心者向けの簡単に作れるアイテムもあります。

アイディア5選では、難易度もあわせて紹介しますよ。
また、手作りの温もりがあれば感謝の気持ちはしっかり伝わるので、完璧を目指さなくても大丈夫◎
今はInstagramやPinterestなどのSNSにもたくさん参考画像があるので、デザインに自信がない方でもイメージをつかみやすいですよ。
どうしても手作りに自信がなくて、プロにサポートしてもらいたい場合は、陶芸の手作り体験などで食器を作るのがおすすめです。





陶芸教室なら先生がサポートしてくれるので、安心です◎
せっかくなら制作中の写真を残しておくと、それ自体が思い出になりますし、結婚式当日のスライドやムービーなどの演出にも活かせます。
準備期間の目安としては、プレゼントの種類にもよりますが、結婚式の3か月前にはリサーチ開始、2か月前には制作に着手すると良いでしょう。
結婚式で贈る両親への手作りプレゼント5選


では『結婚式で両親に贈る手作りプレゼントのアイディア5選』を難易度や予算、準備にかかる時間とあわせて解説します。
手作りアイディア①子育て感謝状


- 難易度:
- 予算:300円~
- 準備期間:1日~
子育て感謝状は、結婚式の贈呈品として近年人気が高まっているアイテム。生まれた日から結婚式までの「日数」を記載し、感謝のメッセージや子供時代の写真を添えるのが一般的です。
作り方は意外と簡単で、無料でダウンロードできるテンプレートも豊富。テンプレートの写真や文字を変更して、印刷したものをフレームに入れるだけなので、簡単に作れます◎
無料テンプレート一例





こちらのテンプレートは、デザインツールCanvaでダウンロードできますよ!
フレームは100均でも入手できるので、予算は数百円~とお手頃です。おしゃれな雰囲気にしたいなら、ガラスやアクリル板のフレームを使ったり、ドライフラワーで装飾したりするのもおすすめ。


手作りならではの魅力は、感謝の気持ちを自分たちの言葉とセンスで自由に表現できること。手書きのメッセージを添えれば、さらに思いのこもったプレゼントになりますよ。
テンプレートを活用すれば、準備期間1~2日で作れるので、手間もかかりません◎
手作りアイディア②フォトフレーム


- 難易度:
- 予算:6,000円~20,000円程度
- 準備期間:2日~1週間程度
フォトフレームに、幼少期の写真や家族旅行のスナップ、思い出の風景など、両親との歴史を感じられる写真を入れて贈ることで、見るたびに家族の絆を感じられる宝物になります。
写真の枠を一つ空けておいて、後で結婚式の写真をプリントして渡すのも良いでしょう。名前やメッセージを入れられるフレームを選べば、さらに結婚式らしい特別感を演出できますよ。





写真だけでなくメッセージカードを入れるのもおすすめ。
フレーム自体をDIYする場合は、木製フレームを購入してペイントしたり、デコレーションパーツで飾ったりするのが定番。最近ではレジンや押し花を使ったアレンジも人気です。
フレーム代と写真印刷代を合わせて、予算は2つ合わせて6,000円~20,000円が目安です。
制作にかかる時間は2日~1週間程度ですが、写真選びやデザイン構成にはじっくり時間をかけましょう。メッセージカードを裏に忍ばせるサプライズも、両親にとって心温まる演出になりますよ。
手作りアイディア③三連時計


- 難易度:
- 予算:30,000円~
- 準備期間:1~2か月
三連時計とは、一枚の板から作られた三つの時計を新郎新婦とそれぞれの両家に贈る、結婚式で人気のプレゼントです。一枚の木材から切り出すことで木目がつながり、家族の絆を表現するとともに「これからの時間を共に歩む」という意味も込められています。
既製品もありますが、手作りすれば唯一無二の贈り物に。ただし、材料以外にも、木材を切ったり穴あけしたりする工具が必要になるので、個人で作るにはかなりハードルが高めです。
三連時計の手作り教室も開催されているので、工作初心者の方はそちらの利用がおすすめ。
手間暇も材料費もかかるので、費用は30,000円~と少しお高めです。個人で作る場合は1カ月程度、手作り教室を利用する場合は予約も含めて2か月程度の時間を見ておきましょう。
手作りアイディア④体重米


- 難易度:
- 予算:10,000円~15,000円
- 準備期間:1週間程度
体重米とは、生まれたときの体重と同じ重さのお米を袋詰めして贈るプレゼント。「こんなに小さかったんだね」と両親に成長を実感してもらえるサプライズ要素もあり、特に母親に人気があります。
感動的なプレゼントでありながら、中身はお米なので実用性もあるのがポイント。メッセージカードや赤ちゃん時代の写真を添えると、お米を食べた後も記念に残るのでおすすめです。



簡単に作れるので、DIYに自信がない方にもぴったり◎
- 新郎新婦それぞれの出生体重分のお米を測り、袋に入れる
- 袋の上からおくるみに見立てたタオルで包む
- タオルがズレないようにリボン等で固定する
- 両親への感謝のメッセージカードを用意する
- メッセージカードをタオルに挟む
- 新郎新婦の赤ちゃん時代の写真をプリントする
- 写真をおくるみの顔部分に来るようにタオルに挟む
メッセージカードは、デザインツール『Canva』の無料テンプレートを利用するのがおすすめ。
無料テンプレート一例


必要なものは、お米、袋、タオル、リボン、メッセージカードだけなので、予算は2つ合わせて10,000円程度とリーズナブル。準備期間は、材料調達も含めて1週間程度を見ておくと安心です。
中に詰めるお米は、両親の好みのものや地元産のものを選ぶと、話題性もぐっと高まります。タオルは今治タオルなどの高級タオルを選べば、より結婚式らしいプレゼントになりますよ◎
手作りアイディア⑤オリジナル食器


- 難易度:
- 予算:20,000円程度
- 準備期間:2日~1週間程度
オリジナル食器は、結婚式での両親贈呈品としてじわじわ人気が高まっているアイテム。陶芸教室で手作りするカップやお皿などが代表的で、唯一無二の特別感と普段使いできる実用性が魅力です。
オリジナル食器の魅力は、形や色、模様を自分たちの思い通りにできるところ。例えば、両親の名前やメッセージ、結婚記念日などを刻印することで、一気に特別感が増しますよ。


制作期間は1〜2か月程度が目安で、早めの予約と制作スケジュールの確認が必要になります。不器用で心配な方でも、陶芸教室の先生がサポートしてくれるので安心してくださいね。
予算は作る食器の種類によっても異なりますが、2個×2セットで20,000円程度が目安です。
プレゼントを渡すベストタイミングと演出方法


両親へのプレゼント贈呈は、披露宴のクライマックスで行うのが一般的です。
特に、花嫁の手紙で両親への感謝を伝えた後に、その気持ちを形にしたものとして、両親へのプレゼント贈呈につなげるケースが多いです。



ただし、演出次第でオリジナリティを出すこともできますよ。
例えば、プロフィールムービーの最後にプレゼントの制作風景を入れておいて、上映後にプレゼント贈呈すれば、おしゃれで特別感のある演出に。
プレゼントを手渡すときには、簡単でも良いので「ありがとう」と言葉でも感謝を伝えましょう。
両親への手作りプレゼントに関するよくある質問|FAQ


手作りプレゼントは不器用でも作れる?
手作りプレゼントでは、何より気持ちが大切なので、完璧を目指さなくても大丈夫!
手先に自信がないという方は、フォトフレームや子育て感謝状など、比較的簡単に取り組めるアイテムに挑戦してみるのがおすすめですよ。
手作りプレゼントの予算はどれくらい?
手作りプレゼントの予算は、アイテムや材料によっても異なりますが、手作り感謝状などの安いものだと数百円程度から作成可能です。
ただし、三連時計やオリジナル食器などは20,000円~と材料費が高くなることもあります。予算に合わせてアイテムを選びましょう。
プレゼントを渡すタイミングは?
一般的には、花嫁の手紙の朗読後に渡すことが多いですが、プロフィールムービーに制作工程を入れて、上映後に渡すのもおすすめですよ。サプライズ感も増して、感動的なシーンを演出できます。
持ち帰りやすいプレゼントは?
遠方から来る両親には、かさばらず軽量なプレゼントがおすすめです。例えば、子育て感謝状や三連時計は持ち運びやすく記念にもなりますよ◎
プレゼントに手紙を添えるべき?
プレゼントと一緒に手紙も渡すことで、両親にとってより特別な思い出になります。「花嫁の手紙も読むので重複が気になる」という場合は、短いメッセージカードでも十分気持ちが伝わりますよ。
手作りする時間がない場合はどうすればいい?
時間がない場合は、最短1日で作れる子育て感謝状がおすすめ。テンプレートを印刷して額縁に入れるだけでも、記念に残るアイテムになります。
それも難しい場合には、既存品を購入して贈るのが良いでしょう。手作りでなくても、心のこもったギフトはたくさんありますよ◎


プレゼントは両家で合わせるべき?
必ずしも同じものである必要はありませんが、バランスを考慮することが大切。金額の差が大きいと、両親が気まずい思いをする可能性もあります。
例えば、同じアイテムでデザインや色を変えるなど、両家で金額は合わせつつ、両親の好みに合わせて選ぶのが良いでしょう。
両親への手作りプレゼント5選|まとめ
- 手作りプレゼント準備のポイント
- 完璧を目指さなくてOK
- 制作中の写真も思い出に残そう
- 式の2か月前には制作開始しよう
- プロのサポートが欲しい場合は、陶芸教室での食器作りがおすすめ
- 両親への手作りプレゼント5選
- 子育て感謝状
- フォトフレーム
- 三連時計
- 体重米
- オリジナル食器
- プレゼントを渡すタイミング
- 花嫁の手紙朗読後が一般的
- 制作の様子をプロフィールムービーの最後に入れて、上映後に渡すのもおすすめ
結婚式で贈る手作りのプレゼントは、両親にとって一生の思い出になる宝物です。
今回紹介した「子育て感謝状」「フォトフレーム」「三連時計」「体重米」「オリジナル食器」は、どれも手作りすることで特別感が高まるアイテム。
高価なものでなくても、完璧でなくても、心のこもった贈り物は必ず伝わります。



早めに準備を始めて、自分たちの感謝の想いを形にしてみてくださいね♪