こんにちは、月見です。軽井沢で家族婚をしたアラサーです♪
結婚式の体験レポートやお得情報を発信しています。
結婚式準備中の皆さまは、席次ボードという言葉を聞いたことがありますか?
披露宴の席次一覧を1枚のボードに載せたものが、席次ボードです。
席次ボードは食事会場の入口に置くのが一般的ですよ。
家族や親族だけの食事会では人数が少ないため、あえて席次表を配らないことも多いです。
≫(参考記事)家族婚に席次表はいらない?席次案内の3つの選択肢を紹介
その場合、代わりに席次ボードを用意するとゲストが席を確認しやすいので親切です。
おしゃれな席次ボードを注文すると15,000円程度かかりますが、シンプルな席次ボードなら手作りすることも出来ます。
家族や親族だけだし、シンプルな席次ボードも良いかも。
私の家族婚でも席次ボードを手作りしましたが、かかった費用は100円でした。
やっっす!!!
この記事では『私がExcelを使って席次ボードを作った方法』を1ステップずつ解説します。
席次ボードについて会場に確認しておくこと
作り始める前に会場に確認しておくことがあります。
今回紹介する手作り席次ボードは『1枚の席次表を作って額縁に入れ、イーゼルに載せて会場入口に飾ること』を想定しています。
このためまずは、会場に次の3点を確認しておきましょう。
イーゼルや額縁については、会場で無料で借りられることが多いです。
借りられない場合、額縁は2000円程度で購入することが出来ますが、イーゼルは高価なので購入はおすすめできません。
イーゼルを借りられない場合は、席次ボードを直接置ける受付スペースなどがあるかを確認しておきましょう。
置けないことは無いと思いますが、念のための確認です。
必要なもの・所要時間・費用
では、席次ボードを作るのに必要なもの、所要時間、費用を確認しましょう。
席次ボード作りに必要なもの
私が席次ボードを作るために実際に使用したアイテムは、次の3つだけです。
パソコンが自宅にない場合は、ネットカフェでもExcel搭載のパソコンを使えますよ。
席次ボード作りの所要時間
席次ボード作りの流れと所要時間は次の通り。
時間はあくまで目安ですが、作業時間の合計は4~5時間といったところです。
額縁を会場で借りられる場合は、3の作業は省略できます♪
席次ボード作りの費用
席次ボードの手作りで費用がかかるタイミングは、次の3つ。
金額は目安になります。
額縁の費用はピンキリですが、席次表におすすめなA3サイズの額縁だと2,000~3,000円くらいで色々選べますよ。
Excel搭載のパソコンを持っている場合は1のネットカフェ費用はかかりませんし、額縁を借りられる場合は3の費用もかかりません。
Excel搭載のパソコンを持っていて額縁を会場で借りられる方は、印刷代の100円しかかからないことになります。
実際私は100円でできました♪
席次表を作る(例:家族婚の長テーブル)
ではここからは、実際に席次ボードの作り方を紹介していきます。
Excelを使った席次表の作り方を見てみましょう。
手書きでイメージを作る
Excelで席次表を作り始める前に、手書きで完成イメージを決めておくのがおすすめです。
例えば、家族や親族で1つの長テーブルを囲むレイアウトなら、こんな感じはどうでしょう?
横長の席次表にして、テーブルの周りに縦書きでゲストの名前を書き、周囲に花のイラストを飾るイメージです。
自分が分かればいいので、完成イメージは簡単なもので大丈夫!
- テーブルの位置
- 名前の位置
- イラストの位置
- 色のイメージ
をざっくりと考えておきましょう♪
Excelで席次表を作る
ではいよいよ、Excelを使って席次表を作ってみましょう。
1.用紙サイズを指定する
Excelの新規ファイルを開いて、自分の作りたい席次表のサイズを『ファイル▶印刷』メニューから選んでおきます。
A4だと印刷したときに文字が小さくて見づらいので、少し大きめのA3サイズがおすすめ。
2.余白の設定をする
下記では余白1cmずつに設定していますが、余白は好みでOKです。
余白の設定と合わせて『ページ設定▶余白▶ページ中央』の『水平』『垂直』にチェックを入れておきましょう。
ここにチェックを入れると、印刷位置を上下左右のちょうど中央に調整してくれます。
3.ゲストの名前と肩書を入力する
シートに新郎新婦やゲストの名前と肩書を入力していきます。
見やすいように、参加者同士の間に一列間を空けておくようにしましょう。
例では適当に仮名を入れました。
4.印刷範囲に収まるように調整する
シート全体を見ると、下図の赤線で示したように印刷範囲を示す点線があると思います(実際には赤ではなく黒い点線です)。
このまま印刷すると、点線の内側までしか1枚の紙に収まりません。
列や行を選択して右クリック、『列の幅』『行の高さ』から幅と高さを変え、点線の印刷範囲内に文字が収まるよう調整しましょう。
5.フォント・色・サイズを変更する
『ホーム▶フォント』から好みのフォントと色を選択し、サイズも見やすい大きさに調整しましょう。
下図では『HG正楷書体-PRO』というフォントを選び、名前は22pt、肩書は16ptに調整しています。
6.テーブルの図形を挿入する
テーブルの位置を示す図形を入れるため『挿入▶図形』から好みの形を選んで挿入し、サイズと色を整えます。
7.方向の目印になるものを挿入する
席次表と実際の席の対応関係が分かるように、会場入口、窓、スクリーンなど、目印になるものの位置を書き足しておくと親切です。
下図では『ホーム▶フォント▶罫線』から太目の罫線を引き、窓とスクリーンの位置を示しました。
8.印刷プレビューを見て確認する
およそ席次表の形ができてきたところで、一度『ファイル▶印刷』で印刷プレビューを確認しましょう。
左右上下に偏っている場合は、行の高さや列の幅を変え、バランスよく配置されるように調整します。
9.画像を挿入して装飾を付ける
ここまで出来たら、後は画像を使って装飾をするだけです。
次の項目で紹介するフリー素材サイトから、お好みの画像素材をダウンロードして『挿入▶画像』から挿入しましょう。
10.PDFとして出力する
できあがったデザインを綺麗に印刷するため、PDFとして出力しましょう。
『ファイル▶印刷▶プリンター』で『Microsoft Print to PDF』を選択し、印刷ボタンを押します。
出力したPDFファイルの保存先を聞かれるので設定し『保存』を押せば、完了です。
こんな感じにシンプルな席次表の出来上がりです。
おすすめのフリー素材サイト
手作り席次表の雰囲気を大きく左右するのが、装飾に使う画像です。
無料でイラストなどの素材を提供してくれるフリー素材サイトがたくさんあるので、お好みの画像を探してみましょう。
私がよく利用するおすすめの素材サイトは次の2つです。
画像を選ぶ際の注意点として、ファイルの拡張子が『.jpg』の場合は背景が付いているため、画像背景と重なった部分の文字が読めません。
拡張子が『.png』の背景が無い画像を使用するのがおすすめです。
装飾画像次第で、さまざまな雰囲気の席次表が作れますよ。
席次表を印刷する
では最後に、できあがった席次表を印刷する方法をご紹介します。
コンビニのネットプリントを利用する
プリンターが無くても、コンビニで印刷できますよ♪
コンビニで席次表を印刷する場合には『ネットプリント』の利用がおすすめ。
パソコンからPDFファイルをアップロードしてIDを発行し、店舗のコピー機にIDを入力することで印刷できるサービスです。
USBなどのメモリに入れて持っていく手間が省けます。
セブンイレブン、ローソン、ファミリーマートなどの各社コンビニで対応しています(クリックで各ページに飛びます)。
実際にセブンイレブンのコピー機から、A3用紙にカラー印刷してみた席次表がこちら。
イラスト部分も特に色むら無く、綺麗に印刷できていると思います。
A3カラー片面印刷で費用は100円でした♪
席次表が普通紙だと安っぽい?
コンビニのコピー機は持ち込みの用紙に印刷できないので、席次表は備え付けの普通紙に印刷することになります。
普通紙だとやっぱり安っぽい?
下の写真のような配るタイプの席次表であれば、ゲストが直接手に触れたり持ち帰ったりするため、用紙にこだわりたいですよね。
しかし席次ボードに入れておくだけなら、ゲストが触れることもなく、見るのも一瞬です。
たしかに友達の結婚式に席次ボードがあったかも覚えてないわ。
普通紙でも全く気にならないと感じましたよ♪
ちなみに、実際に私が使用した席次ボードがこちらです。
シンプルなデザインにしましたが、家族親族のみのカジュアルな食事会だったので、会場のシックな雰囲気に合っていて良かったです。
家族婚の席次ボード作り方まとめ
この記事では、席次ボードを手作りする方法を紹介しました。
こだわりの1品が欲しい方には合わないかもしれませんが、費用を抑えてシンプルな席次ボードを作りたい方にはぴったりな方法です。
購入するよりも1万円以上費用を抑えられるので、気になる方はぜひお試しくださいね。
席次表以外にも、招待状やメニュー表を無料でデザインできるツール『Canva』については、下記のページで紹介しています。
≫【無料】Canvaなら招待状・席次表・席札までおしゃれなデザインを作れる!
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