家族だけの結婚式はお色直しナシが普通？したい場合の注意点も紹介します

結婚式の人気の演出であるお色直しですが、家族や親族だけの少人数結婚式の場合は『お色直しをしない』ケースも多いです。

このため、本当はしたいのに『お色直しはしない方がいいのかな？』と悩んでいるプレ花さんも多いのではないでしょうか？

このページではそんなプレ花さんに向けて、家族や親族のみの少人数結婚式でお色直しをする場合の注意点を詳しく紹介します。

少人数結婚式でもお色直ししたいプレ花さんは、ここでポイントを確認して、自分もゲストも満足できる結婚式にしてくださいね！

お色直しの常識

少人数結婚式のお色直しについて考える前に『お色直しとは何か』を確認しておきましょう。

お色直しって何？

お色直しは『結婚披露宴の間に新郎新婦が席を外して、衣装を着替えて再入場する演出』のことで、日本独自の文化です。

本来のお色直しは、新婦が白無垢から色打掛へ着替えることで、相手の家に染まったことを表現する儀式でした。

しかし、現在では披露宴の最中に行われるようになり、着替える衣装のバリエーションもさまざまになっています。

お色直しのバリエーション

お色直しをする人の割合と回数

ゼクシィ結婚トレンド調査2024によると、披露宴でお色直しをしたカップルの割合は約8割です。

花嫁が披露宴で着た衣装の枚数は、2着（＝お色直し1回）と答えた人が最多ですが、中には3着以上の衣装を着た強者もいます。

逆にお色直ししなかった人は14％と、7人に1人くらいの割合となっています。

家族だけの結婚式はお色直しナシ？

一般的な結婚式におけるお色直しについて確認したところで、次は『家族や親族だけの結婚式ならではのお色直し事情』を見ていきましょう。

家族だけの結婚式ではお色直しをしないケースも多い

当サイトが独自に実施した調査では、家族や親族だけで結婚式をした方のうち、お色直しをしなかった方が46%、お色直しがした方が54%でした。

一般的な結婚式と比べると、家族だけの結婚式ではお色直しをしないカップルが多いと言えます。

少人数の結婚式では、披露宴というより食事会といった雰囲気になるため、お色直しを含め演出を控えめにするケースも多いです。

	披露宴	食事会
会場	大きな会場	小さめの会場
ゲスト	家族親族、友人、同僚、上司など	家族親族が中心
人数	40人～数百人	数人～30人
演出	余興や様々な演出あり	演出は少なめ

また、家族や親族だけの少人数結婚式は、温かくアットホームな雰囲気が魅力の一つ。

このアットホームな雰囲気を生かして、家族とゆっくり話す時間を楽しむために、お色直しなどの演出を控えめする方が多いのです。

でも、お色直ししたい花嫁は多い

家族や親族だけの結婚式では、約半数のカップルがお色直しなしを選びますが『やっぱりお色直ししたい』と考える方が半数以上いるのも事実です。

お色直しありを選んだ方の声

家族だけの挙式だけど、白いウエディングドレスだけじゃなく、白無垢とお色直しで着るような可愛いドレスも着たくなってきた。
一生に一度の機会だし。
写真撮影のところも調べなきゃ。

— ∠あんな👶🎀1y (@pg2amnos5) February 6, 2020

中には、家族だけということでお色直しをしなかったことを後悔されている方もいます。

お色直しなしを選んだ方の声

最近インスタで、ウェディングドレスとかカラードレスとかヘアメイクの写真をひたすら見てる。なんか癒される😌私は家族だけの小さな式でお色直しをしなかったのだけど、一般人でも煌びやかなドレスを堂々と着られる日なんだから着たら良かったかな〜〜

— とん🐖 (@AJ7ic80uwELLZku) July 14, 2021

家族や親族だけの結婚式でも、もちろんお色直しをすることはできますが、少人数なので一般的な結婚式と違う注意点があります。

そこで、少人数結婚式ならではのお色直しのポイントを確認しておきましょう。

家族だけの結婚式でお色直しを成功させるポイント

家族や親族だけの少人数結婚式でお色直しをする場合、問題になるのが『ゲストの待ち時間』です。

お色直しで披露宴を中座している間は、ゲスト参加型のゲームやプロフィールムービー上映などの演出をして、間をつなぐのが一般的です。

人数が多ければそれで間が持ちますが、家族だけの少人数結婚式では、新郎新婦がいないと残されたゲストが気まずい空気になることも。

そこで、家族や親族だけの少人数結婚式で行うお色直しでは『いかにゲストを待たせないか』がポイントになってきます。

ウェディングドレスからカラードレスに

ゲストを待たせないため1つ目のポイントとして『ウェディングドレス➡カラードレス』へのお色直しを選ぶのがおすすめです。

ドレスの着付け時間が約20分なのに対して、白無垢など和装の着付けには約30分かかります。

新婦の着替えにかかる時間を短くするなら『ウェディングドレス➡カラードレス』の組み合わせでお色直しをしましょう。

着替えは食事会の前に済ませる

ゲストを待たせないためのもう1つの工夫は、着替えを食事会の前に済ませてしまうこと。

一般的な結婚式では、披露宴の最中に新郎新婦が中抜けしてお色直しを行うため、ゲストの待ち時間が生じてしまいます。

そこで挙式後、披露宴が始まる前に2着目の衣装に着替えれば、披露宴中に席を外すことなく2種類の衣装を着られます。

おすすめの着替えタイミング

挙式後はゲストも会場を移動したりお手洗いに行ったりするので、その間に着替えればゲストの待ち時間を短縮できますよ！

後悔のない結婚式にしよう

このページではここまで、

と解説してきましたが、これはあくまで一般論！

結婚式はゲストにこれまでの感謝を伝える場ですが、基本的に新郎新婦二人のものです。

なので、新郎新婦とゲストさえ満足できれば特にルールはないのです。

極端な話をすれば、家族が一緒に楽しんでくれるなら、お色直しを3回したって全然OK！

私は、家族や親族だけの結婚式を計画する上で本当に大切なことは、次の2つだけだと思っています。

解説しておいてなんですが、ここで紹介したのはあくまで一般的なアドバイス。

なので最後は二人で相談して、後悔のないように二人らしい結婚式を作り上げてくださいね！

家族だけの結婚式のお色直しまとめ

このページでは、お色直しの常識や、家族や親族だけの少人数結婚式でお色直しをする場合のポイントを紹介してきました。

結婚式の準備を進めていると、決めることが予想外にたくさんあって大変ですよね。

少人数結婚式の場合は一般的な結婚式と違うことも多いので、悩むプレ花さんも多いと思います。

しかし二人で考えながら作り上げた結婚式は、きっと一生心に残る大切な一日になりますし、二人の絆もさらに深まるはず。