家族婚はお色直しなしが普通？したい場合の注意点も紹介します

家族や親族だけの少人数結婚式では、お色直しをしない方も多いですよね。

このため本当はやりたくても『家族婚だからお色直ししない方がいいかな？』と悩むプレ花さんも多いのではないでしょうか？

この記事では、お色直しをする人の割合・回数や、家族婚でお色直しをする場合の注意点を紹介します。

結論だけ言ってしまうと、

家族婚でお色直ししたいプレ花さんはポイントを確認して、自分もゲストも満足できる結婚式にしてくださいね！

お色直しの常識

家族婚のお色直しについて考える前に『そもそもお色直しとは何か』確認しておきましょう。

お色直しとは？

お色直しは『結婚披露宴の間に新郎新婦が席を外して、衣装を着替えて再入場する演出』のことで、日本独自の文化です。

本来のお色直しは、新婦が白無垢から色打掛へ着替えることで、相手の家に染まったことを表現する儀式でした。

しかし今では披露宴の最中に行われるようになり、着替える衣装のバリエーションもさまざまになっています。

お色直しをする人の割合と回数

ゼクシィ結婚トレンド調査2021によると、披露宴でお色直しをした人の割合は約7割となっています。

花嫁が披露宴で着た衣装の枚数は、2着（＝お色直し1回）と答えた人が最多ですが、中には3着以上の衣装を着た人も。

逆にお色直ししなかった人も約23％と、4人に1人くらいの割合でいます。

家族婚はお色直しなしが普通？

では続いて、家族婚のお色直し事情を確認してみましょう。

家族婚ではお色直しなしが一般的

家族や親族だけの少人数結婚式の場合は、お色直しなしを選ぶのが一般的です。

少人数の結婚式では、披露宴というより食事会といった雰囲気になります。

披露宴	食事会
大きな会場	小さめの会場
家族親族、友人、同僚、上司などを呼ぶ	基本的に家族親族のみ
大人数（40人～）	少人数（～20人）
余興やお色直しあり	演出少なめで食事がメイン

そして少人数だからこそのアットホームな雰囲気は、家族婚の魅力でもあります。

この家族婚ならではの雰囲気を生かして、家族とゆっくり話す時間を楽しむために、お色直しなどの演出を控えめする方が多いのです。

でもお色直ししたい花嫁は多い

家族婚ではお色直しなしが一般的ですが、『家族婚だけどお色直ししたい！』と考えるプレ花さんもたくさんいます。

家族婚の場合ももちろんお色直しはできますが、少人数結婚式なので一般的な結婚式と違う注意点があるのも事実。

そこで、家族婚でお色直しをする場合のポイントを確認しておきましょう。

家族婚のお色直しのポイント

少人数の家族婚でお色直しをする場合、問題になってくるのが『ゲストの待ち時間』です。

一般的な結婚式では、お色直しで中座している間にゲームやプロフィールムービー上映などの演出をするもの。

人数が多ければそれで間が持ちますが、家族婚は少人数なので、新郎新婦がいないと残されたゲストが気まずい空気になることも。

そこで家族婚のお色直しでは『いかにゲストを待たせないか』がポイントになってきます。

ウェディングドレスからカラードレスに着替える

ゲストを待たせないため1つ目のポイントとして『ウェディングドレス➡カラードレス』へのお色直しがおすすめです。

ドレスの着付け時間が約20分なのに対して、白無垢や色打掛などの和装の着付けには約30分かかります。

着替えにかかる時間を短くするなら『ウェディングドレス×カラードレス』の組み合わせを選びましょう。

着替えは食事会の前に済ませる

ゲストを待たせないためのもう1つの工夫は、着替えを食事会の前に済ませてしまうこと。

通常の結婚式の場合、披露宴の最中に新郎新婦が中抜けしてお色直しを行うため、ゲストの待ち時間が生じてしまいます。

そこで挙式の後、披露宴の前に2着目の衣装に着替えれば、披露宴中に席を外すことなく2種類の衣装を着られます。

挙式後はゲストも会場を移動したりお手洗いに行ったりするので、その間に着替えればゲストの待ち時間を短縮できます♪

後悔しない結婚式にしよう

ここまで、

と解説しましたが、これはあくまで一般論。

結婚式はゲストにこれまでの感謝を伝える場ですが、基本的に新郎新婦二人のものです。

なので、新郎新婦とゲストさえ満足なら特にルールはありません。

極端な話をすれば、家族の理解さえあれば、家族婚で5回お色直しをしても全然OK！

家族婚を計画する上で本当に大切なことは、次の2つだけです。

解説しておいてなんですが、ここで紹介したのはあくまで一般的なアドバイス。

なので最後は二人で相談して、後悔のない結婚式を作り上げてくださいね！

家族婚のお色直しまとめ

この記事では、家族婚のお色直しのポイントを紹介してきました。

結婚式の準備を進めていると、決めることがたくさんあって大変ですよね。

特に家族婚は一般的な結婚式と違うことも多いので、悩むプレ花さんも多いと思います。

しかし二人で考えながら作り上げた結婚式は、思い出に残る最高の1日になるでしょう。

結婚式を通して二人の絆もさらに深まるはず。