こんにちは、月見です。
軽井沢で家族だけの結婚式を挙げたアラサーです♪
結婚式の体験レポートやおトク情報を発信しています。
身近な人が亡くなった喪中の間は、お祝い事は避けるべきとされています。
しかし残念なことですが、結婚式前に予期せぬ不幸が起きてしまうこともあり得ますよね。
結婚式の直前に身内の不幸があったら、どうしたらいいの?
結婚式を延期やキャンセルするべきなのか、悩みますよね。
そんな不安をお持ちのプレ花さんに向けて、このページでは『私が結婚式の1週間前に祖母を亡くした経験』をお話しします。
結論を先に言ってしまうと、
身内に不幸があっても、参加者が納得できれば結婚式をして問題ありません。
このようなケースを想定して不安に思っている方、実際に結婚式直前に身内を亡くされて、悩んでいる方のお力になれれば幸いです。
結婚式直前に祖母を亡くした経験談
まずは私の経験とその時に考えたことをお話しします。
結婚式直前の訃報
母方の祖母の訃報が届いたのは、結婚式の丁度1週間前の朝のことでした。
祖母は数年前に動脈瘤が見つかっていて、そこから何度か手術もしていました。
当時は様子を見ながら病院と自宅を行き来する生活をしていて、身体の自由も利かないため、元々結婚式には出席しない予定でした。
ですが、祖母は私の結婚をとても楽しみにしてくれていて、私も『後でアルバムを持って報告に行くからね!』という話もしていたのです。
身体は不自由でしたが元気はあったので、まさか急に亡くなるとは思いませんでした。
突然の訃報を受けて、悲しくて涙が出ると同時に『結婚式はどうしたらいいんだろう?』という疑問もすぐに頭に浮かびました。
実家の家族の意見
訃報を受けてすぐ、実家の家族と一緒に祖母の家に向かいましたが、その道中で母が『結婚式は予定通りやってほしい』と話してくれました。
母にとっては実母が亡くなったので、私よりもずっと辛かったと思います。
それでも『おばあちゃんは結婚式を楽しみにしてたから、自分のせいで無くなったらきっと悲しむ』と言ってくれた言葉にハッとしました。
お通夜が済んでから他の親族にも相談しましたが、叔父や祖父も『おばあちゃんのためにも結婚式をやってほしい』と言ってくれました。
夫側の家族の意見
私がお葬式などで慌ただしく動いていたため、夫の家族には夫の口から、私の祖母の訃報を伝えてもらいました。
夫の家族からもお悔やみの言葉をいただくと同時に『自分たちは結婚式をやってもいいと思うし、二人で決めたらいいよ』と言ってもらいました。
私たちの決断
祖母のお葬式が済んで家に戻ってから、夫とも話し合い、最終的に予定通りに結婚式を行うことを決めました。
祖母のことが大好きだったので、突然亡くなってしまったことはもちろん辛かったです。
ですが、母やほかの家族が言ってくれた通り、結婚式を延期したりキャンセルしたりしたところで、亡くなった祖母は喜びません。
とても楽しみにしてくれていた分、むしろ悲しむのではないかと思いました。
両方の家族の後押しがあったので、そんな風に思えました。
結婚式の直前にお葬式があったため、少し慌ただしくはありましたが、無事に予定通りの式を行うことができました。
結婚式当日は予定していた出席者全員がそろい、気持ちのいい秋晴れの日になりました。
結婚式直前に身内の不幸があったら
ここからは経験して気付いた、身内に不幸があったときに必要な対応を紹介します。
まずは両家の考えを確認しよう
結婚式の直前に不幸があった場合、一番に考える必要があるのは『結婚式を延期・キャンセルするかどうか』ですよね。
どうするのが正解なんだろう?
結論から言えば、これは本人たちと家族の意向次第です。
私たちは結婚式1週間前に身内の不幸がありましたが、予定通りに式を行いましたし、両家族もそれを心から祝福してくれました。
このため実際の経験として『直前に不幸があったからと言って、必ずしも結婚式を延期・キャンセルをする必要はない』と言い切れます。
ただ、住んでいる地域や家庭によって、弔事に関する考え方は千差万別なのも事実。
一般的には『弔事の後は49日~1年ほどお祝い事は避けるべき』とされています。
あくまで一般論、結局決めるのはお二人と家族です。
身内に不幸があった場合は、まず第一に両家の考えを確認するようにしましょう。
追加費用を早めに確認しよう
次に考える必要がある現実的な問題として、結婚式をキャンセルや延期する場合は追加費用がかかるケースが多いです。
辛いけど、費用の問題も考える必要があるんですよね。
身近な人が亡くなれば気が動転し、すぐにお金のことを考えるのは難しいでしょう。
しかし、追加料金は『結婚式を予定していた日の○日前までの変更なら○%』と、当日までの日数で決まっていることが多いです。
冷静に考えられるようになったら、できるだけ早く契約書を確認し、必要に応じて会場に延期・キャンセルの連絡をしましょう。
自分が受けたショックを自覚しよう
身近な人が亡くなれば、ショックを受けて当然です。
結婚式を予定通り決行するにせよ、延期やキャンセルをするにせよ、自分自身がショックを受けていることを自覚してあげてください。
結婚式はとても楽しく素晴らしい体験ですが、そこに至るまでの準備は結構大変で慌ただしく、疲れるものでもあります。
そんな多忙なときに身近の不幸が重なれば、誰でも混乱するしショックを受けるもの。
私には『結婚式が駄目になったら嫌だな』という気持ちと『祖母が亡くなったのに結婚式の心配をしている私は最低なんじゃないか』という両方の気持ちがありました。
結果として、結婚式をどうするか決断するまでの間は心がとても疲れました。
人生の幸せな節目と大切な人の不幸が重なれば、誰でもそうなります。
そのことを自覚して、疲れている自分に優しくしてあげてくださいね。
辛い気持ちがあれば、夫や家族、気の置けない友人などに正直に話してみてください。
抱えている気持ちを吐き出すことで、また前を向いて考えることができると思います。
家族への配慮も忘れずにしよう
身内に不幸があってショックを受けているのは、他の家族も同じですよね。
私の場合は亡くなったのが母方の祖母だったので、気丈に振舞っていても、母はやはり辛かったのではないかと思います。
一方『おばあちゃんのために結婚式をしてほしい』というのも、母の本心だったでしょう。
そこで『おばあちゃんにも月見の晴れ姿を見せてあげたい』という母の言葉を汲み、食事会テーブルに祖母の写真を飾ってもらいました。
見守ってくれているようで、温かい気持ちになりました。
自分たちにできるを確認するなど、当日も家族への配慮も忘れないようにしたいですね。
当日は話題をそらなくても大丈夫
結婚式中に亡くなった方の話題を出すのは、良くないかな…
私の結婚式では、
『おばあちゃんが見てくれているから、今日は天気に恵まれたんだね!』
『おばあちゃんも月見の晴れ姿を見て、きっと喜んでくれてると思うよ。』
と、みんな普通に亡くなった祖母の話題を出していました。
無理に話題を逸らすのも不自然ですし、演出に使用した家族写真のムービーには、祖母との写真もたくさんありました。
むしろ祖母との思い出もみんなで話すことで、祖母もそこにいて一緒にお祝いしてくれているような気持ちになりました。
亡くなった理由にもよりますが、無理に話題をそらす必要はないというのが私の感想です。
結婚式直前に身内の不幸があったら?実体験と対応まとめ
このページでは、結婚式直前に不幸があった経験と気付いたことを紹介しました。
結婚式の直前に祖母を亡くしたこと、それ自体が私にとって辛い経験だったことは間違いありません。
一方そんな状況でも、家族の助けがあって無事に結婚式をすることができ、家族のありがたさを改めて感じる経験にもなりました。
あの時の私と同じように、身内の不幸があって『結婚式をやってもいいのかな?』と悩んでいる方へ、少しでも参考になれば幸いです。
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