20人以下の家族婚の費用＆自己負担は？総額200万円の明細公開します

これから家族婚を考えている方の中には、家族婚にかかるリアルな費用を知りたい方も多いのではないでしょうか？

このページでは、私の家族婚でかかった次の費用について詳しく紹介します。

ちなみに私の場合、式場への最終的な支払いは、最初にもらった見積もりから60万円もアップしました…

ページの最後には、かかった費用一覧をまとめたので『見積もりに含まれない項目がないかのチェック』にお役立てください♪

家族婚の費用総額と自己負担

最初に私たちの家族婚がどんなものだったのか、内容と費用総額を紹介します。

私たちの家族婚の内容

私たちの家族婚は、新郎新婦＋家族親族14名の計16名で行いました。

軽井沢のホテルで、敷地内のチャペルで挙式をした後、ホテルの一室に移動して食事会をしました。

結婚式の料金形態としては、少人数結婚式用のパックプランを利用しました。

パックプランは、結婚式にかかる様々な費用をまとめたパッケージのことで、含まれる内容はプランによって異なります。

パックプランの内容例

パックプランをベースに、オプションを追加したりグレードアップしたりして、理想の結婚式にカスタマイズするカップルも多いです。

家族婚の費用総額と自己負担

家族婚にかかった費用総額、そこからご祝儀を引いた自己負担額がこちらです。

私たちの家族婚の実例

ハナユメ結婚式準備ガイドのアンケートによると、20人規模の親族中心の結婚式にかかった費用平均は135.2万円です。

費用が高くなった理由も思い当たるので、そこも合わせて紹介していきたいと思います。

パックプランの内容と費用

まずは、私が利用した結婚式のパックプランの内容と費用を見てみましょう。

パックプランの内容

内容	金額
10名以下パックプラン	￥926,900
挙式料	プラン内
会場使用料	プラン内
テーブルコーディネート	プラン内
テーブル装花	プラン内
コース料理	プラン内
ウェルカムアミューズ	プラン内
フリードリンク	プラン内
新婦ドレス	プラン内
新郎タキシード	プラン内
新婦ヘアメイクリハーサル	プラン内
新婦当日ヘアメイク	プラン内
新婦ヘアアクセサリー	プラン内
記念写真3セット （新郎新婦1枚＋集合1枚）	プラン内
新郎新婦宿泊（1泊朝食付）	プラン内
親族控室	プラン内
介添・アテンド	プラン内
6名追加料金	￥128,330
合計金額	￥1,055,230

10名以下の少人数対象のパックプランをベースに、6名分の追加料金を払って、参加者16名に対応してもらいました。

パックプランにかかった費用は、6名分追加料金と合わせて106万円ほどです。

オプション追加した内容と費用

続いて、私の結婚式で、パックプランにオプションで追加した内容を紹介します。

オプション追加した内容

内容	金額
ブーケ	￥38,500
フラワーシャワー	￥5,500
リングピローレンタル	￥1,100
ウェディングケーキ	￥22,000
乾杯酒	￥14,300
ケーキ装花	￥5,500
ウェルカムスペース装花	￥22,000
新婦衣装保険	￥11,000
新郎衣装保険	￥4,001
新婦ボディメイク	￥5,500
引き出物（1万円）	￥33,000
引き出物（2万円）	￥88,000
カタログギフト手数料	￥6,160
縁起物	￥11,340
引菓子	￥7,560
引き出物袋	￥3,080
カメラマン持ち込み	￥33,000
コーディネート料	￥55,000
サービス料	￥65,245
合計金額	￥431,786

そうなんです。これらのオプションを追加するのに、合計43万円かかっています。

なぜ、何を追加する必要があったのか、1つずつ解説していきますね。

挙式関連で追加したもの

まず、挙式関連で追加したものは次の3つ。

下の写真が実際に私が使用したブーケで、38,500円かかっています。

また、新郎新婦にゲストが花びらをかけるセレモニー『フラワーシャワー』をやりたかったので、花びら代に、5,500円かかりました。

リングピローは指輪交換で使う、二人の指輪を載せる小さなクッションのことです。

教会式の挙式には必要で、私たちの式ではレンタル代として、1,100円かかりました。

食事会関連で追加したもの

食事会関連で追加したものは、次の4つです。

少人数結婚式ではウェディングケーキを用意しないことも多いので、パックプランに含まれないケースもあります。

私たちは1段のウェディングケーキをオーダーをして、追加費用22,000円かかっています。

またパックプランに含まれるフリードリンクと別に、乾杯酒を用意する必要があったため、こちらも一人当たり1,100円かかりました。

それから、食事会のテーブル装花はプランに入っていましたが、ウェルカムスペースやケーキの装花には追加料金が必要でした。

生花は高いですが、会場が華やかになったので追加して良かったと思っています。

衣装関連で追加したもの

続いて、ドレスなどの衣装関連でパックプランに追加したものは次の2つです。

結婚式で新郎新婦が身に着ける衣装は数十万円することも多く、とても高価なものです。

破損したり落ちない汚れを付けたりすると損害賠償請求される可能性があるので、そのための保険があります。

私たちは念のために保険に入ったので、新郎新婦で合わせて15,001円かかりました。

ヘアセットとメイクはパックプランに入っていましたが、ボディメイクは追加料金がかかりました。

ボディメイクは、ドレスから出ている肌の部分（腕、背中、首など）のメイクです。

ファンデーションやパウダーなどを使って、自然にきれいな肌に見せてくれますよ。

ボディメイクには5,500円かかりましたが、当日の写真を見ると肌が綺麗に映っているので『追加して正解だったな』と思っています♪

ギフト関連で追加したもの

私たちが選んだパックプランには、引き出物の費用が入っていませんでした。

家族や親族だけの結婚式の場合も、引き出物は用意するのが基本で『メインギフト、縁起物、引菓子』の3点セットが一般的です。

引き出物は家族単位で渡すので、メインギフトはみんなで選べるカタログギフトにしました。

カタログギフトは間柄や予想ご祝儀額から判断して、1万円と2万円の2種類を用意しました。

縁起物は1セット1,620円、引菓子は1セット1,080円のものを選んでいます。

ギフトバッグやカタログギフト手数料も含め、ギフト関連で総額15万円ほどかかりました。

写真関連で追加したもの

写真撮影にも追加費用がかかりました。

パックプランに含まれていた写真は、新郎新婦のツーショットと集合写真1枚だけ…

挙式や食事会中のスナップ写真も撮ってもらいたかったので、自分たちでカメラマンを雇ったのですが、ここで持ち込み料が発生しました。

持ち込み料とは『自分たちで調達したアイテムやスタッフを会場に持ち込む場合にかかる費用』のことです。

何に持ち込み料がかかるかは式場によって異なるので、注意が必要です。

私たちの式場では、カメラマンさん一人の持ち込み料が33,000円でした。

正直、高いですよね！！！

しかし、式場カメラマンに依頼するよりも『外部カメラマン＋持ち込み料』の方が安かったため、外部カメラマンに依頼しました。

下記のページで、式場カメラマンと外部カメラマンの費用の違いや、外部カメラマンに依頼した感想を解説しています。

その他追加したもの

その他に、コーディネート料55,000円とサービス料65,245円も追加でかかりました。

それぞれ次のような名目の費用です。

どこの結婚式場でもかかりますが、パックプランに含まれているケースが多いです。

さて、長くなりましたが、ここまでがオプションで追加した内容の紹介でした。

グレードアップした内容と費用

では続いて、パックプランからグレードアップした内容と費用を紹介します。

グレードアップにかかった費用

項目	金額
ドリンクの銘柄指定	￥26,400
コース料理グレードアップ	￥52,800
テーブル装花グレードアップ	￥22,000
新婦ドレスグレードアップ	￥228,000
合計金額	￥329,200

グレードアップした内容は4項目あり、合計33万円の追加料金がかかりました。

ドリンクの銘柄指定

まず、ドリンク（ビール）の銘柄を指定するのに、26,400円かかっています。

新郎父が大好きな銘柄のお酒が、パックプランのフリードリンクに含まれなかったため、別で用意してもらうのにかかった費用です。

コース料理グレードアップ

コース料理は一人当たり3,000円で、1グレードアップしたものを頼みました。

テーブル装花グレードアップ

テーブルの装花もパックプランに含まれていましたが、プランの内容だと花の量が少なく、なんとなく寂しい印象でした。

そこで、22,000円の追加料金で花の量を増やしてもらいました。

新婦ドレスグレードアップ

そしてグレードアップした物の中で、最も高額だったのがウェディングドレスです。

ウェディングドレスのグレードアップにかかった追加費用は、なんと23万円でした！

パックプランにウェディングドレス費用も含まれていましたが、追加料金なしで選べるデザインはベーシックな4種類のみでした。

でも、ドレスショップには様々なデザインのウェディングドレスがあるんですよね。

色々試着した結果『これだ！』と思ったものがお高いドレスだったのです。

パックプランに含まれていても、装花やドレスはグレードアップして追加費用がかかることが多いので、注意してくださいね。

式場以外に支払った費用

最後に、式場以外への支払いを紹介します。

式場以外に支払った費用

項目	金額
プチギフト	￥2,500
両親へのプレゼント	￥13,000
外部カメラマン	￥55,000
アルバム外注	￥66,000
お車代	￥40,000
合計金額	￥176,500

ギフト関連では、プチギフトと両親へのプレゼントは自分たちで調達しました。

ちなみに、両親へのプレゼントにはこちらの写真立てを用意しました。

また写真関連でも、次の2つの外注費用がかかっています。

私はアルバムも式場には頼まず、マイブックというフォトブックサービスに外注しました。

アルバムも外注するとグッと安くなるので、節約したい方はチェックしてみてくださいね！

その他、遠方から来てくれたゲストへのお車代として4万円を包んでいます。

以上を合わせて、結婚式場以外に支払った費用の総額は約18万円でした。

家族婚費用200万円の明細まとめ

少々長くなりますが、すべての費用項目をまとめた表がこちらになります。

※オプション追加したものは＋、グレードアップは↑、会場以外への支払いは★で示しました。

家族婚にかかった費用総額

項目	数量	金額
10名以下パックプラン	1	￥926,900
挙式料	1	プラン内
会場使用料	1	プラン内
テーブルコーディネート	1	プラン内
テーブル装花	1	プラン内
コース料理	10	プラン内
ウェルカムアミューズ	10	プラン内
フリードリンク	10	プラン内
新婦ドレス	1	プラン内
新郎タキシード	1	プラン内
新婦ヘアメイクリハーサル	1	プラン内
新婦当日ヘアメイク	1	プラン内
新婦ヘアアクセサリー	1	プラン内
記念写真3セット （新郎新婦1枚＋集合1枚）	1	プラン内
新郎新婦宿泊（1泊朝食付）	1	プラン内
親族控室	1	プラン内
介添・アテンド	1	プラン内
プラン人数追加料金	6	￥128,330
＋ブーケ	1	￥38,500
＋フラワーシャワー	1	￥5,500
＋リングピローレンタル	1	￥1,100
＋ウェディングケーキ	1	￥22,000
＋乾杯酒	1	￥14,300
＋ケーキ装花	1	￥5,500
＋ウェルカムスペース装花	1	￥22,000
＋新婦衣装保険	1	￥11,000
＋新郎衣装保険	1	￥4,001
＋新婦ボディメイク	1	￥5,500
＋引き出物（1万円）	3	￥33,000
＋引き出物（2万円）	4	￥88,000
＋カタログギフト手数料	7	￥6,160
＋縁起物	7	￥11,340
＋引菓子	7	￥7,560
＋引き出物袋	7	￥3,080
＋カメラマン持ち込み	1	￥33,000
＋コーディネート料	1	￥55,000
＋サービス料	1	￥65,245
↑ドリンクの銘柄指定	1	￥26,400
↑コース料理グレードアップ	1	￥52,800
↑テーブル装花グレードアップ	1	￥22,000
↑新婦ドレスグレードアップ	1	￥228,000
★プチギフト	14	￥2,500
★両親へのプレゼント	2	￥13,000
★外部カメラマン	1	￥55,000
★アルバム外注	5	￥66,000
★お車代	1	￥40,000
合計金額		￥1,992,717

見積もりをもらったら『上記の料金が含まれているか？』チェックしてみてくださいね。

そして、含まれていない項目は必ず追加料金を確認するようにしましょう。

また同じような内容の結婚式でも、結婚式場によって費用は大きく異なります。

複数の式場を見学して、式場の印象と見積もりをしっかり比較して納得のいく式場を決めるのが費用を抑えるコツです。

私たちの結婚式では、

などをグレードアップしたため、家族婚にしては費用が高めになりました。

一方で『こだわりたい部分をしっかりこだわったおかげで希望通りの結婚式ができた』とも言えると思っています。

二人にとってこだわりたいポイント、節約できるポイントをしっかり相談して、理想の結婚式を作り上げてくださいね！