こんにちは、月見と申します。軽井沢で家族だけの結婚式を挙げたアラサーです♪
結婚式の体験レポートやおトク情報を発信しています。
家族婚予定のプレ花さんの中には、披露宴のテーブル配置や席次でお悩みの方もいるのではないでしょうか?
一般的な披露宴では、友人や同僚上司などのグループごとに、複数の丸テーブルに座ってもらうケースが多いですよね。
しかし、家族や親族だけの少人数の場合は、どんなテーブル配置が良いのでしょうか?
どんな選択肢があるのかな?
このページでは、私自身の経験を交えながら、家族婚のテーブル配置&席次について解説します。
家族婚にぴったりなテーブル配置や席次が分かれば、家族婚らしいアットホームな雰囲気の披露宴・食事会にすることができますよ♪
- 家族婚のテーブル配置でお悩みの方
- 家族婚の席次でお悩みの方
家族婚のテーブル配置は?
まずは家族婚の披露宴や食事会におすすめなテーブル配置と、私の家族婚で採用したテーブル配置の感想を紹介します。
家族婚で選べるテーブル配置3種類
家族婚で選べるテーブル配置は3種類、それぞれのメリットとデメリットを見てみましょう。
高砂席+長テーブル2つ
私がプランナーさんに最初に提案されたのは、次の3つのテーブルに分かれて座る配置です。
- 新郎新婦が座る高砂席
- 新郎家族が座る長テーブル
- 新婦家族が座る長テーブル
この配置では、高砂席に近い前方の席が上座となっており、一般的な披露宴の配置に近い比較的フォーマルな雰囲気を作ることができます。
一方、親族は新郎側と新婦側に分かれて座るため、両家の交流は起こりにくい配置とも言えます。
それぞれの身内同士で話す感じになりそうね。
また、両家が分かれて座るため、新郎側と新婦側の参加人数に差があった場合、人数差が目立ちやすいというデメリットもあります。
- メリット
比較的フォーマルな雰囲気
- デメリット
両家交流が難しい、人数差が目立つ
長テーブル1つ
私がプランナーさんに提案されたもう1つの配置は、1つの長テーブルを全員で囲むカジュアルなスタイルでした。
1つのテーブルを囲むと、両家の参加人数に差があっても目立ちにくく、参加者同士の距離も近いので、家族婚ではこの配置が人気です。
長テーブルについては、ウェディング業界の方のこんなツイートも見付けました。
少人数婚がおおくなってきてるけど
— ホテリエ@新郎新婦のモチベーター (@hotelier_weddin) September 1, 2021
場所が許せば、流しテーブル一択だと思う。家族婚で15名前後だけど、ラウンド(丸い)テーブルだと、新郎新婦ポツン。当日結構寂しい。
どっちでもいいかなーな人は、是非長テーブルで(´ー`) pic.twitter.com/65rfGKOunC
私たちも両家みんなで顔を合わせて話せるように、長テーブル1つの配置を選びました。
会場の大きさにもよりますが、30人くらいまでなら1つの長テーブルを囲むことが可能ですよ。
- メリット
- 参加者同士の距離が近い
- 人数差が目立たない
- デメリット
特になし
高砂席+複数の丸テーブル
3つ目のテーブル配置は、新郎新婦の高砂席と複数の丸テーブルを組み合わせた一般的な披露宴と同じスタイル。
この配置はプランナーに提案されなかったのですが、候補に考えているプレ花さんもいると思うので、メリットデメリットを紹介します。
今回紹介している3つのテーブル配置の中で最もフォーマルなスタイルなので、マナーや慣例を重視する場合におすすめです。
ただし、ゲストが複数のテーブルに分かれて座ることになるので、ゲストが20人以上いないと難しい配置になります。
ある程度人数が多くないと、できないテーブル配置なのね。
また、同じテーブルに座った少人数での話がメインになるので、両家間の交流をはかるのは難しいかもしれません。
- メリット
最もフォーマルなスタイル
- デメリット
- 20人以上のゲストが必要
- 両家の交流が難しい
長テーブル1つを選んだ感想
長テーブル1つの配置を選んだ、私の感想を紹介します。
参加者全員で1つのテーブルを囲んだ感想は、一言で言うと『すごく良かった!』です。
両親同士は事前に顔合わせをしていましたが、そのほかの家族は初対面のメンバーばかりでした。
ですが、1つのテーブルを2つの家族で囲んでいると、1つの大きな家族になったような不思議な一体感がありました。
また、テーブルに座っていても参加者全員の顔が見渡せるので、座ってゆっくり話しながら食事を楽しむことができました。
私たち新郎新婦も、座ってゆっくり食事を食べられました♪
テーブル1つのカジュアルなスタイルを選んだことで、上座下座にこだわらず話しやすい人同士を隣にできたのも良かったです。
家族も硬くならずにおしゃべりが弾み、とても和やかなムードの食事会になりました。
アットホームな雰囲気にしたい方には、特に長テーブル1つの配置をおすすめしたいです。
- アットホームが良いなら
➡長テーブル1つ
- フォーマルが良いなら
➡ 高砂席+長テーブル2つ または
高砂席+丸テーブル複数
長テーブル1つを囲む場合の席次は?
次に、家族婚で長テーブル1つを囲んだ場合の席次についてご紹介します。
席次を考える上で、まず理解しておかなければならないのが上座と下座ですよね。
テーブル1つに座る場合は、そもそもどこが上座なの?
下の長テーブルの図に『番号が若い方が上座』と言うルールで番号を付けました。
長テーブルの上座下座
- 新郎新婦と同じ並びで、新郎新婦に近い席が上座
- 新郎新婦と反対側の並びで、新郎新婦に遠い席が下座
長テーブルでも、やっぱり新郎新婦に近い席が上座なんだね。
では次に『この上座下座に誰が座るのか?』を確認してみましょう。
家族婚では誰が上座に座る?
家族親族だけの場合は、誰が上座に座るの?お父さん?
一般的な披露宴では、上司や学生時代の恩師などの主賓が上座に座るものですよね。
対して、家族や親族だけの場合は『血縁関係が近い人が下座、血縁関係が遠い人が上座』に座るのがマナーとされています。
血縁の遠近が分かりにくければ、親族関係の近さを表す『親等』で考えると良いでしょう。
新郎新婦との関係 | 親等 |
---|---|
父母 | 1親等 |
兄弟姉妹 | 2親等 |
祖父母 | 2親等 |
おじおば | 3親等 |
いとこ | 4親等 |
つまり、
- 1親等である親が最も下座
- 2親等である兄弟や祖父母がその次
- 3親等のおじおば等が上座
ということになります。
下記の図で言うと、両親は8や9、姉妹兄弟や祖父母が3~7、おじやおばが1や2の席に座るのが一般的なマナーです。
両親は新郎新婦から1番離れた席に座るのね。
しかし、家族や親族だけの披露宴・食事会の場合は、上座下座にこだわらず、仲の良さなどを優先して席次を決めるケースも多いです。
話しやすい人の隣にいた方が、ゲストも落ち着いて楽しむことができますよね。
ただ、親族の中にマナーや慣例を気にする方がいるかもしれないので、念のため両家に確認を取ってから席次を決めると安心ですよ。
家族婚の席次の実例
ここで、私自身の家族婚の席次実例を紹介します。
新婦側ゲスト5名、新婦側ゲスト9名と人数差があったため、新郎新婦の座る位置を少し新婦側に寄せて対応しました。
また、慣例としては両親は下座に座るはずですが、私たちは自分たちのすぐそばの上座に両親の席を置きました。
私たちの結婚式のメインテーマは『家族に感謝を伝えること』だったので、最も感謝している両親とたくさん話したかったためです。
その他の席次は、両家の家族の希望を聞いて、話しやすそうな人同士が隣り合わせになるように決めました。
家族に『誰の隣がいい?』と聞きながら席を決めました。
また、新郎側親族と新婦側親族の境目になる新郎新婦の正面の席には、新郎の妹と新婦の妹に座ってもらいました。
妹同士が同じ歳で、2人とも社交的なタイプなのでお願いしたのですが、当日は話も弾んで両家の交流のきっかけになってくれました。
慣習ではなく、自分たちの希望やゲストの相性を優先して席次を決めたことで、リラックスした雰囲気になってとても良かったです♪
両家が慣例にこだわらない場合、自分たちの希望やゲストの相性を優先して席次を決めるのがおすすめ。
家族婚テーブル配置と席次まとめ
このページでは、家族婚のテーブル配置や席次の実例を紹介しました。
- 家族婚のおすすめテーブル配置
- カジュアルな雰囲気が良いなら
➡ 長テーブル1つ - フォーマルな雰囲気が良いなら
➡ 高砂席+長テーブル2つ or
高砂席+丸テーブル複数
- カジュアルな雰囲気が良いなら
- 家族婚席次の基本
- 長テーブルでは、新郎新婦と同じ並びで、新郎新婦に近い席が上座
- 慣例にこだわらず、自分たちの希望やゲストの相性を優先してもOK
家族婚は普通の結婚式と違う部分が多く、悩むこともあると思いますが、家族婚だからこそ自由にアレンジできる部分も多いです。
家族や親族だけのリラックスした雰囲気を生かして、素敵な結婚式にしてくださいね。
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