こんにちは、月見です。
軽井沢で家族だけの結婚式を挙げたアラサーです♪
結婚式の体験レポートやおトク情報を発信しています。
家族や親族だけの少人数結婚式を考えているプレ花さんの中には、お車代で悩む方も多いのではないでしょうか?
お車代のよくある疑問
- 家族や親族にもお車代は必要?
- お車代を渡すかどうかの判断基準は?
- お車代はいくら渡せばいいの?
- お車代っていつ渡すの?
結婚式に来てくれたゲストに、失礼のないようにしたいわ!
このページでは、お車代で悩むプレ花さんに向けて、家族婚のお車代のマナーを解説します。
金額や渡し方のマナーもしっかり確認して、ゲストに失礼がないように準備しましょう。
- お車代を渡すか悩んでいる
- お車代を渡す基準が知りたい
- お車代の相場が知りたい
お車代の基本マナー
まずは、お車代の基本マナーを紹介します。
お車代って何?
お車代は結婚式のゲストに渡す、交通費のことだよね?
お車代という名前から、交通費だけをイメージしがちですが、交通費以外にもゲストに渡すお礼などもお車代に含まれます。
お車代に含まれるもの
- 遠方のゲストの交通費
- 遠方のゲストの宿泊費
- 受付、余興、主賓などのお礼
ただ、家族婚の場合は受付や余興は無いケースが多く、主賓もいないので、基本的に『お車代=交通費・宿泊費』となります。
どのくらい遠方ならお車代が必要?
どのくらい遠方から呼ぶ場合に、お車代が必要なの?
遠方のゲストにお車代を出すのがマナーと言われても『どこからが遠方なのか』は、人によって感覚が異なりますよね。
一般的には、片道3時間以上かかる場合は宿泊が必要になることが多いため、お車代を用意する必要があります。
宿泊が必要な場合は、お車代を渡すのが基本ですよ!
また、日帰りできる場合も、交通費が往復1万円以上かかる場合はお車代を渡す方が多いです。
- 宿泊が必要か?
- 交通費が往復1万円以上かかるか?
上記はあくまで目安で、交通費が1万円以下であっても、ゲストへの感謝と気遣いを込めてお車代を渡すケースもあります。
お車代を渡すか悩む場合は『自分がゲストの立場だったらどうしてほしいか?』を考えながら決めるようにしましょう。
お車代はいくら渡す?
お車代として交通費や宿泊費を渡す場合、必ずしも全額を負担する必要はありません。
もちろん全額を負担してもOKですが、かかる金額の半額程度を負担するケースも多いです。
交通費と宿泊費の両方がかかる場合はどちらか一方は全額負担すると、ゲストにも気持ちよく参加してもらえるでしょう。
- 交通費がかかるゲストの場合
- 全額負担する
- 半額負担する
- 交通費+宿泊費がかかるゲストの場合
- 交通費+宿泊費を全額負担する
- 交通費を全額負担する
- 宿泊費を全額負担する
また、お車代としてお金を渡さない代わりに、ご祝儀を辞退するという方法もあります。
ゲストの交通費+宿泊費とご祝儀の金額が同程度の場合、ご祝儀を辞退するのも良いでしょう。
- 交通費+宿泊費:3万円
- 予想されるご祝儀:3万円
上記ような場合、お車代として2~3万円を渡すのがマナーですが、代わりにお車代とほぼ同額のご祝儀を辞退してもOKです。
お車代は新札?何に入れる?
結婚式のご祝儀と同じように、お車代も新札で用意するのがマナーとされています。
新札は銀行の窓口に行けば、確実に手に入りますよ◎
お車代を包む袋は、金額によって異なります。
お車代が数千円の場合
数千円のお車代を入れる場合は、カジュアルな印刷のご祝儀袋かポチ袋を選びます。
カジュアルな袋を選ぶことで『ほんの気持ちですが』という雰囲気が伝わります。
お車代が1万円の場合
お車代が1万円の場合は、水引やのしが印刷されたご祝儀袋が基本です。
水引は赤白または金銀で『簡単にほどけないように』という意味を込めて、『結び切り』または『あわじ結び』のものを選びましょう。
簡単にほどける蝶結びの水引は、婚礼の場ではNGです。
お車代が1万円より高額な場合
お車代が2万円以上になる場合は、本物の水引がついたご祝儀袋を選びます。
お車代の表書きは?
お車代のご祝儀袋の表書きには、『御車代』や『御車料』と書きますが、元々『寿』と書いてあるご祝儀袋を選んでもOKです。
ご祝儀袋の表面の中央下部には、新郎新婦の名字を並べて書きましょう。
相手の名前は書かないので、渡すまで付箋を貼って管理するのがおすすめですよ!
家族婚にお車代は必要?
お車代の基本マナーを確認したところで、『家族婚でもお車代は必要なのか』を見てみましょう。
親族にもお車代を渡すのがマナー
ゲストが家族や親族だけの家族婚の場合、『お車代は必要ないのでは?』と考えるプレ花さんもいるかもしれません。
しかし、相手が家族や親族の場合もお車代を渡すのがマナーとされています。
家族や親族であっても、遠方からの移動にかかる交通費や宿泊費は変わりませんよね。
むしろ家族や親族は、友人や同僚よりご祝儀の相場が高く負担が大きいので、お礼の気持ちとしてお車代をしっかり用意するのがベターです。
ただし、家族や親族ならではの『お車代がいらない』例外もありますよ。
親族へのお車代がいらないケース
遠方から家族や親族が来てくれる場合でも、次の2つのケースでは、お車代が必要ありません。
お車代がいらないケース
- 親族間で慣例があるケース
- お祝いの気持ちで辞退するケース
1つ目は、親族間で『結婚式でお車代がかかるのはお互いさまだから、渡さないことにしよう』といった慣例があるケースです。
お車代について親族間で何か慣例がないか、両親に確認しておくと安心ですよ。
2つ目は、ゲストがお祝いの気持ちから『お車代はいらないよ』と辞退するケースです。
特に祖父母や両親には、お車代を申し出ても『いらないから二人の新生活に使ってね』と断られることもあるでしょう。
家族婚でもお車代は用意するのが基本ですが、上記2つのケースでは用意しなくてOKですよ。
両家で合わせる必要はない
片方の家族だけにお車代を断られたら、どうしたらいいの?
結婚やお金に対する考え方は家族によってさまざまなので、両家でお車代に対する考えが異なることもあり得ます。
私の結婚式でも、私の親族にはお車代を渡しましたが、夫の親族からは『お車代はいりません』と申し出があったため、渡しませんでした。
両家の親族で答え合わせをするわけでもないので、お車代の対応を合わせる必要はありません。
新郎新婦で『自分たちがゲストのためにどうしたいか?』を話し合って決めるようにしましょう。
家族婚でお車代を渡すタイミング
最後に、家族婚でお車代をゲストに渡すタイミングを解説します。
結婚式が始まる前に渡す
通常の結婚式では、受付の際にゲストにお車代を渡すのが基本です。
しかし、家族婚の場合は受付を用意しないことが多いので、挙式前に新郎新婦それぞれの両親から渡してもらうのが一般的とされています。
新郎新婦から直接渡すのが理想ですが、挙式前は準備に忙しくなかなか時間が取れません。
時間に余裕があれば、新郎新婦から渡すとより丁寧ですよ◎
チケットや予約を代わりに手配する
お車代としてお金を包むのではなく、新郎新婦がゲストの宿泊先や交通手段を手配してもOKです。
ゲストの手間も省けますね!
ただし、この場合は早めに伝えておかないと、ゲストも別でチケットを手配してしまい、ダブルブッキングになる可能性があります。
新郎新婦がホテルや交通手段を手配する場合は、できるだけ早めに伝えるようにしましょう。
家族婚のお車代まとめ
このページでは、家族婚のお車代の必要性や金額の目安、渡し方などを紹介しました。
- 相手が家族や親族でもお車代は必要
- 宿泊が必要な場合、交通費が往復1万円の場合はお車代が必要
- お車代は半額~全額負担する
- お金を渡す代わりに、新郎新婦が宿泊先や交通手段を手配してもOK
気心の知れた家族や親族であっても、二人を祝うために来てくれる大切なゲストです。
結婚後もそれぞれの家族と良い関係を築いていくためにも、しっかりお車代を用意してくださいね。